【内定者インタビュー】自己分析をする中で見つけた、エンジニアとし て社会課題解決に関わりたいという想い。新楽さんの就活ストーリーと は?

エシカル企業の内定者インタビュー

社会課題軸で就活をする学生の方々のお話を伺うと、サステナビリティに取り組む企業の情報収集が大きな壁になっていることを感じます。
そこで今回、エシカル就活を通じて株式会社メンバーズに内定した新楽(にいら)さん
に、エシカル就活の活用方法や、社会課題軸でのおすすめの就活方法を伺いました。

<プロフィール>

新楽さん

2022年現在、昭和女子大学 環境デザイン学部の4年生。ものづくりを通じて社会課題解決に取り組みたいという想いで就職活動を実施。2023年入社の新卒枠で株式会社メンバーズ エンジニアコースに内定。

アルバイトで目の当たりにした、衣服の大量廃棄

ーーどのようなきっかけで社会課題解決に関心を持たれたんですか?

アルバイトのアパレルでの経験が大きいです。衣服の大量の売れ残り・廃棄の現状を目の当たりにして、社会課題に関心を持つようになりました。

また、私が所属する環境デザイン学部では、身の回りの課題をリサーチして、それを解決するための企画・提案をする機会も多かったです。自分の経験から問題意識を持った衣服の廃棄量の多さという課題に対して、デザインを通じて解決できないか模索しています。

ーーどのようなプロジェクトを企画・実施されてきたんですか?

例えば、アウトレットでリサイクル素材を使ったフォトブースを作って、社会課題の認知を広める取り組みを実施しました。

企画だけにはなりますが、アップサイクルに関するプロジェクトにも携わりました!

リサイクル素材で作られたフォトブース

社会課題解決をテーマに生の声を聞けるエシカル就活のイベント

ーーどのようにエシカル就活を使っていましたか?

偶然見かけた、「丸井グループ×メンバーズ×POLA」の共催イベントに参加する目的で、エシカル就活を使い始めました。

実際に登録してみると、エシカルな取り組みを行う気になる企業がいくつかあったので、その企業の説明会に参加するなどしていました。

ーー実際にエシカル就活を使ってみて、どうでしたか?

他の就活媒体では、社会課題軸で企業検索をすることは難しかったので、社会課題軸で企業を探せるという点がよかったです。関心のある社会課題に取り組む企業を新しく知ることができました!

それから、企業の採用担当の方と直接チャットでやりとりできる点も魅力的でしたね。説明会の案内を個人的に送ってくださったり、面接・面談に関するやりとりをしたりしていました。

ーーイベントに参加してどうでしたか?

新卒として社会課題解決に関わる上での不安があったのですが、それを解消する機会になりました。

特に、新卒で社会課題に取り組むためには、プロジェクトを0から立ち上げるような経験が必要なのではないか、私には難しいのではないか、と不安を感じていました。エシカル就活のイベントに登壇されていた人事の方から「今、社会課題解決に取り組みたいと思う気持ちが大事」という生の声を聞いて、その不安が解消されましたね。

初めての就活。就活中の気持ちと向き合うことで軸を明確にした

ーーどのような軸で就活をされていましたか?

2つの軸で就活をしていました。

1つ目は、人やチームを大切にしながら成果を出せる環境があることです。過去を振り返ると、私にとって一緒に取り組む人の存在が頑張り続ける上で重要だと気づいたので、社員さんの雰囲気を重視していました。

2つ目は、ものづくりを通じて社会課題解決に取り組んでいる企業であることです。社会課題への関心を高めることを目的にアウトレットでのフォトブース制作を行った際、実際にお客様に海洋問題などの社会課題について知ってもらうことができたと感じました。その実体験を通じて、ものづくりの可能性に気づき、ものづくりを通じて社会課題解決をしたいと思うようになりましたね。

ーーその中で、どのような背景でメンバーズを志望するようになったのですか?

就活の軸にもある、ものづくりを通じて社会課題解決をできる点が大きいです。

説明会で知った、ECサイト上でのエシカル消費訴求のプロジェクトはメンバーズへの興味が深まったきっかけです。

ECサイトにてゴミ問題など社会課題解決にフォーカスするコンテンツを掲載し。「エシカルなものを選択しよう」と訴求することで、実際に売上向上にも繋がった事例です。ウェブ業界でエシカルな訴求方法とビジネスの成果を両立できる点が印象的でした!

ものづくりに関わる会社を探していたのですが、ウェブ系の会社で、私のやりたいことや実現したい社会と一致する企業はなかなか見つからず、ものづくりを通じて社会課題解決をするメンバーズへの志望度がどんどん高まりました。

例えば、IT系の企業の中には、業務の負担軽減などサービスの価値を重視する企業や、営業の仕事をメインとする企業もありましたが、私はエンジニアとしてものづくりに関わりたかったので、私のやりたいこととズレを感じていました。

ーーエンジニア職とビジネス職、どのように決めましたか?

就活を始めた頃はビジネス職もエンジニア職もみていて、どちらの職種を選択するか迷っていました。

もともとエンジニアとして働くことには興味があったんです。大学でウェブデザインに関する授業を受けた際、授業内でデザインしたウェブサイトを実際に動かしてみたいと思い、授業外で自主的にコーディングをしたことがあります。その時から、ウェブ制作をしっかり学びたいという想いはありましたね。

その中でメンバーズのエンジニア職のインターンに参加してことで、ものづくりが好きな想いやもっと学びたいという探究心を確信して、それがエンジニア職での就職を決めるきっかけになりました。

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ーー企業・職種を吟味する様子が印象的ですが、自己分析など何か工夫されていましたか?

自己分析では、過去を分析するだけではなく、サマーインターンや説明会に参加しながら自分はどのようなことに関心があるのか、関心がないのか、やりたいことを徐々にクリアにすることで選択肢を絞っていきました。

それから、自己分析用の一冊のノートを用意して、自己分析や説明会の感想、その時のリアルな気持ちを書き留めていました。たくさんの説明会に参加する中で、どのような部分に自分の気持ちが動いたのかわからなくなってしまったんです。その出来事がきっかけで、その時々の気持ちをノートに書くことで言語化するようになりました。

未来軸で考える新卒のキャリア

ーー就活において「これをやってよかった」「あれをやっておけばもっとよかった」といったことはありますか?

自己分析や説明会の感想を書き留めるノートを作るのは、おすすめです!

あとは、自己分析の際に過去軸だけではなくて、未来軸で考えたことも良かったと思います。

ある企業のサマーインターンのワークで未来軸で自己分析をする機会があったんです。その時に、過去分析を通じて自分の特徴を理解するだけではなくて、将来ありたい姿も考えると、視野が広がる上に選択肢も狭まることを実感して、その後の就活でも未来軸で考えることも大切にしていました。

私はどうなりたいか、将来〇〇をやるためには今何を学ぶといいのか、と未来を想像すると、社会人として取り組むべきことが考えやすかったです。

ーー最後に就活を控える学生の皆さんへメッセージをお願いします!

私自身、就活を始めたばかりの頃は不安ばかりだったのですが、がむしゃらに行動し続けることでわかったこともたくさんありました。ぜひ、まずは行動を起こしてみてください!

そして、行動してわかったこと・感じたことを分析することで、きっと学びが蓄積されるはずです。就活生の皆さん、頑張ってください!

編集後記

新卒で社会解決に関われるのだろうかといった不安もある中で、情報収集を続け、自分に合う選択をしようと自分の気持ちと向き合い続ける姿が印象的なインタビューでした。

新楽さんが実践していたノートで気持ちを言語化し続けることは、納得できる選択をする上で欠かせません。私も日常生活で実践したいと思いました!

エシカル就活では、サステナビリティに力を入れている企業の掲載や、社会課題に取り組む企業・団体さまの登壇イベントの運営を行っています。

新楽さんのように「社会課題に本気で取り組みたい」という想いを持つ学生の皆さん、ぜひエシカル就活をご利用ください!

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