【丸井グループ・後編】目まぐるしい毎日の中で新たなワクワクを生み出す仕事 丸井グループが求める熱意と共感とは?

エシカル企業で働く人の声

株式会社丸井グループは、「ビジネスを通じてあらゆる二項対立を乗り越える世界を創る」をビジョンに掲げ、小売とフィンテックに「未来投資」を加えた三位一体のビジネスモデルで、「利益もしあわせも」実現することを目指す会社です。

「エシカル就活-ETHICAL SHUKATSU-」サイト上の企業ページからも、様々な切り口で社会課題への取り組みをしていることがわかる株式会社丸井グループですが、

「具体的に社員はどんな仕事をするの?」

「実際に事業を通してどう社会課題解決をするの?」

などのリアルな声が気になりますよね。

そこで!

今回は、okos VEGAN事業部の岡﨑可奈さんとエポスカード フィンテック事業推進部の長深田大樹さんに、丸井グループでの現在の仕事内容から丸井グループの特徴や社風、自身の就活時代についてお話を伺いました。

なお、記事は前半と後半で構成されております。今回はその後半です。

(前半がまだの方はこちらから。)

<社員プロフィール>

岡﨑可奈 さん

経済学部・現代ビジネス学科を卒業。2018年度に(株)丸井グループに新卒新卒入社。現在は、(株)okos VEGAN事業部に所属。

長深田大樹 さん

社会学部・社会学科を卒業。2014年度に(株)丸井グループに新卒入社。現在は、(株)エポスカード フィンテック事業推進部にてフィンテック事業推進担当リーダーを務める。

「日々がジェットコースター」

―やめたいなとか、ネガティブになるシーンってありますか? 

長深田:新しいサービスの検討を進めていますが、全部が全部うまくいくわけではないので、ネガティブになる事はもちろんありますよ。

岡﨑: 日々ジェットコースターですよ(笑)。サービスを良くしたいからこその話し合いですけど、自分がエコの観点で「これが絶対いい!」と思っていても、「それってコスト感やターゲットからすると二の次だよね」と言われた時に、自分が説得出来ないことに悔しさを感じます…。例えば、プラスチックの緩衝材にするか紙の緩衝材にするか決める際に、「プラの方が安いけれど紙を使おう!」と言っても、採用されなかった時とかは、「くそ〜…!!」というのはありますね。でも、マネタイズとの兼ね合いを考えつつ、自分がここでこの観点を忘れたらいけないと思っています。次に同じようなことが起こった時に「こういう視点で考えてもこれがいいからこれにしましょう!」と、あと一言言えるようになるためにどうしようか、と考えています!

形になるときに、生まれるワクワクたち

―仕事の中で一番ワクワクしている瞬間はなんですか?

岡﨑:5月から新しいサービスをプレローンチして、最近はまたお客さまと近い距離にいるんです。そこで、すごく単純な話ですけど、通信販売で商品を買っていただいた時に、備考欄に「こういう商品を待っていました !」と書かれてあったり、お客さまのヒアリングの中でとにかくうちのサービスを喜んでもらえたりするのが、私は一番ワクワクしています。

考えて考え抜いたビジネスがローンチした時もめちゃめちゃワクワクしましたし、お客さまの声と、自分の想いが形になった時にワクワクしますね!

長深田:新しいサービスの仮説を考えて、仮説通りに上手くいった時に一番やりがいを感じます。あとはシンプルに、同じ思いで働いている人たちと一個のプロジェクトを進めるというのは楽しいというか、ワクワク感がありますね!

熱意はもちろん!でもそれだけでは…

―丸井グループで抱えている課題はなんですか?丸井グループが成長する上でのポイントはありますか?新入社員に求められる能力はなんですか?

長深田:新入社員の点でいうと、バランス感覚が大事かと思います。新しいアイデアや熱量はすごく大事ですが、本当にマネタイズするか、という定量的な視点も重要だと思います。私も今フィンテック事業部にいるのですが、「新しいことを考えよう!」という状況になっても、次々と新しいサービスメニューは思い浮かばないんです。企画段階で「筋悪いな」となったり、「なんでこれエポスカードがやるんだっけ?」みたいな話が毎日のようにされています。だからこそ、このバランス感覚は、新入社員に限らず、丸井グループ全体が伸びるためにもあるといいなぁと思います。

一緒に働きたいのは、「〇〇して行動でき、◇◇に向き合える人」

―丸井グループの人が「一緒に働きたい!」と思う人はどんな人ですか?

岡﨑:丸井グループの採用サイトにも書いてあるんですけど、共感できる人が本当に強いと思っています。お客さまに対してもそうですし、例えばスタートアップ投資だったらその目の前の人に対してもです。すごく当たり前なんですけど、仕事に対して損得とか、どのぐらい営業利益が上がるのかというのを考えれば考えるほど、共感が抜け落ちる気がします。「うちが得をするように」ではないですけど。だから、共感を絶対に忘れない人。これは丸井グループに限らず、色々なビジネスにおいて必要な人ですけど、丸井グループは入社後最初に売り場を経験することが多いので、お客さまがどう思っているかをすごい考えさせられるんですよ。だから、当社は共感力が強い人が多いと思います。あとは、言ったことは何かしら取り上げてもらえたり、「じゃあ次やってみようか!」という風にしてくれたりする社風なので、積極的に色々なことに興味を持って、それを発信できる人というのが、向いているのじゃないかなと思います。

長深田:私自身が気をつけていることでもあるのですが、変化と向き合えるというのが一つ素養として大事なのかなと思います。常に変化と向き合い、実際に行動や革新をおこすことができる人というのは結構重要なんじゃないかなって思いますね。

まずは「共感」をする心を大事にし、その上で課題に対して実際に何か「行動」をする。「共感」して「行動」に移すことができ、変化と常に向き合える人。そういった人が「丸井グループが一緒に働きたい人」であり、そういった人々が集まることによって丸井グループ独自の価値が形成され、イノベーション創出に繋がっているのかもしれません。

あなたの熱量と想いを持って、来てください!

―最後に、エシカル就活ユーザーの方に向けて一言お願いします!

長深田:熱い思いを持って入ってきていただけると、丸井グループとしてもとても嬉しいです。就活、頑張ってください!

岡﨑:自分の思ったことを「本気でやりたい!」と思ったら、絶対に叶えようとしてくれる上司がいますし、「どうせダメなんだろうな」と思わずに、「実現できるんだ!」という思いを持って入社していただけると、叶えられる機会があると思います。今入ってきたら私が上司になる世代になると思うので、一緒に叶えたいと思いますし!いろいろな思いを持って入社してください。受け止めます!

今回の取材・撮影は(株)丸井グループ本社にてさせていただきました!

左から(株)Allesgood勝見、(株)okos岡﨑さん、

(株)エポスカード長深田さん、(株)Allesgood寺原

インタビュー終了後に、岡﨑さんが一冊の本を紹介してくださいました。

当時学生だった岡﨑さんは、この本に大きな衝撃を受け、社会課題へ対する興味が強まったとのこと。

「エシカル就活ユーザーの皆さんにも、学生時代のうちに是非読んで頂きたいです!」

C.ダグラス・ラミス「世界がもし100人の村だったら」(マガジンハウス、2001年)

エシカル就活で丸井グループの企業情報を見る

*【「エシカル企業」で働く人に聞いてみた!】とは?

実際に「エシカル就活ーETHICAL SHUKATSUー」掲載企業、「エシカル企業」で働く社員の声をまとめたインタビュー記事のことです。ユーザーの方が、企業のこと、自分自身の働く姿をよりイメージしやすいように、随時更新していきます。

取材:寺原クレオ(株式会社Allesgood)

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